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リフォーム・リノベーション相陽建設 IeNiwa工房

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IeNiwaStyle 広報ブログ

2016.01.05

お国が変われば~上海『住まい』事情2013~

昨年末に、少しだけ私の上海生活『お土産話』をさせて頂きましたが、本日は、上海の『住まい』について、また少し。

 

2012/ 3/21 12:05

私が暮らしていたのは、上海の古北というところで、いわゆる『日本人街』。

日本人赴任者が多く暮らすエリアです。

(と、言っても、周りにいる多くは中国の方々。日本語は通じません。苦笑)

ここは、中国で言えば日本の『六本木ヒルズ』とでも言いますか、中国の一般的な方々からすれば高級住宅街。

ここから離れれば、いくらでも安いマンションはありますが、治安、水道などの衛生面、利便性などから、幼い子供をもつ日本人の家族はやはりローカルエリアに住まいを持つのは、様々な面でハードルが高すぎます。

何も情報のないまま住まい探しに行き、当時2歳の娘がいたので、日本人が運営する幼稚園に通わせる為にも、やはりこのエリアから離れることは考えられませんでした。

(後に、情報が入手できれば、もう少し検討の余地があったということに気づきましたが、時すでに遅しです。)

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上海の住宅は、ほぼ高層マンション。

オーナーさんは、マンションの枠(?)を購入し、それぞれが内装を仕上げるそうで、内覧した物件は、同じ敷地内のマンションの部屋でも、かなり違う間取りや雰囲気になっています。

しかも、賃貸マンションは家具付き。

オーナーさんの趣味趣向がかなり強いものとなっています。

日本人向けに、と内装を手掛けたのでしょうか?

シャワールーム大きな樽が設置してあり、湯舟代わりになっていたり、ちょっと『日本の生活』を勘違いしていたお部屋もありましたね。(笑)

内覧時には、なぜかオーナーさんや、まだ借主が住んでいる場合もあり、皆さんアピールが強いので、なかなか面白いです。

(ゆっくり見れませんが…苦笑)

 

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洗濯機は小さなキッチンに納まっていて、こちらも小さい、小さい。

洗濯は一日に何回も回さないとならなかったり、途中で止めることが出来ないので、何かちょっと忘れると洗えなかったりで、面倒な洗濯機ですが、他に設置場所もないので、がんばるしかないんです。

しかも、水道水に難ありなので、白い洗濯物はだんだんと白ではなくなっていきます…

(洗濯用の水道にも浄水器をつけているお宅もありますが)

 

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うちは、3階でしたが、高層階に住んでいる友人などは、頻繁にエレベーターや水道が止まったりする時が、とにかく大変だ!と言っていました。

(ちなみに、例の『PM2.5』がひどい日は、前のマンションが霞んで見えなくなるくらいでした…涙)

 

こんな風に、敷地内の広場は、緑がいっぱいで、その植物たちは、現地のおじさんとおばさんが2人でいつも綺麗に手入れされていました。

ここは、本当に有難かったですね。

なんせ、敷地から出ると、荒い運転の車に常に気を使う必要があり、子供が遊べる環境ではありませんから。

 

慣れてきてからでしたが、他のマンションの敷地に“しれっ”と入って、各敷地内の公園で遊ばせて貰ったりしていました。

入り口には必ず“守衛さん”たちがいるので、何食わぬ顔が必須です。(笑)

 

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まあ、遊具がある公園は少ないので、お友達がいないと、特に遊べなかったりもします…笑

 

でも、こうやって後になって振り返ると、こんな環境は、日本にはないので、子供には、いい経験だったなぁ、と思えます。

しかも、子供は強いです。

言葉が通じなくても果敢に日本語で向かっていきますから。(笑)

 

こんな、高層マンションだらけの上海。

でも、耐震強度はほぼないそうです。

 

そう。

地震が来ない、(だろう)から。

うちのマンションも、見た目は立派でしたが、基礎部分のコンクリがはがれ、穴が開いた所に子猫が住み着いていたりしました。(笑)

しかも、幼稚園に入園する際には、日常生活に於ける注意事項が掲載された冊子が配られ、

 

ベランダの手摺にはつかまらない。(転落の恐れがあるから)

ガラス面に寄りかからない。(外れる恐れがあるから)

落下物に注意。

などなど、日本では到底気にも掛けないようなことのオンパレード!

 

これらの高層ビルが、どうやって造られているかというと…

 

足場2

これが、足場です。(笑)

 

足場1

ある意味、芸術的とも思えるくらいです。

 

あちらこちらで、この様な竹の足場でどんどんビルが建てられていました。

 

所変われば、いろいろ違う。

いいところ、悪いところが良く見えてきます。

話せばもっといろいろありますが、本日はこの辺にて失礼します。

 

相模原市・藤沢市の住宅リノベーション&ガーデンのトータルコーディネイトでお客様の生き生きとした暮らしを叶える相陽建設『IeNiwa工房広報たより』でした。