今も、私のデスクからカウンター越しに見えるこのお花。
『紫陽花』。
路地の紫陽花は、だいぶ終わりかけの花を見かけるようになりましたが、この青の涼しげな紫陽花は、6月の終わりにここにやってきてから、まだまだ綺麗な姿を見せ続けてくれています。
実は、このお花…
5月に開催した『国バラバスツアー』、6月の『IeNiwa Bar~大人BBQ~』にご参加頂きましたお客様のお庭の紫陽花。
イベントに参加頂いた感謝の気持ちをお伝えしたスタッフが、“スタッフの皆さんに”と、お客様より頂いてきました。
日頃の感謝をあらわそうと開催したイベントに→ご参加頂き→ご参加頂いたお礼をお伝えしたら→他のイベントにもご参加頂き→またご参加頂いたお礼をお伝えしたら…
この、紫陽花がここへ来てくれました。
しかも、このお客様は、IeNiwa工房でお庭のお手伝いをさせて頂いたお客様。
そのお庭のお花を“気持ち”として切って渡してくださったとは、なんて粋なんでしょう!
切花としては、紫陽花は水揚げが悪いのでそのまま花瓶に挿しても、すぐにしおれてしまいますので、できるだけ長く綺麗に咲いて貰う為に、水切りをして、更に茎を十字に裂くように切りました。
10日以上経った今日も、綺麗に咲いてくれているので、ホッとしています。
簡単に、紫陽花の切花の水揚げ方法をご紹介します。
①不要な葉は取り除きます。
葉から水分が発散するのを防ぐためです。
②茎の切口を水に入れ水中で切る水切りをします。
水圧で茎に空気が入らないようにするためです。
③切口から2から3cmライタ等で焼いて、冷水で一気に冷やします。
菌の繁殖防止と切口を炭化させて水を吸収しやすくするためです。
④切口より3から4cm沸騰したお湯に入れ(10から15秒位】冷水で冷やします。これを湯あげと言います。
切口の消毒と切口に刺激を与えて一気に吸水させるためです。
⑤茎を手で折るか、茎を縦に半分や十文字に切ります。
水を吸いやすくするためです。
⑥ハンマー等で茎切口を軽く砕きます。
砕くことにより面積を広くして、水を吸い上げやすくするためです。
あとは、この時期は特に、毎日水を取り替えてあげてください。
折角咲いた花。
折角頂いた“気持ち”
できる限り、その美しさを愛でて、こちらの感謝をあらわせたら…
と思います。
相模原市・藤沢市の住宅リノベーション&ガーデンのトータルコーディネイトで『わくわくする自分がいる暮らし』を叶える相陽建設『IeNiwa工房広報たより』でした。