2月7日(火)。
弊社施工オーナー様のお庭にて、ご友人を招いてイベントを開催しました。
その名も『いちごまつり』。
この謎のイベント名をうった告知ポストカードがこちら。
この謎掛けのようなポストカードで、このイベントを楽しみにしてくださった方々5名での開催となりました。(笑)
講師はこの方。
IeNiwa専属ガーデナーの志村みかです。
前半は、いちごという小さなこの果物の秘めたるパワーを資料と共にご紹介。
そして、いちごのパワーを知っていただいた上で、そのパワーを余すところなく頂ける
“いちご酵素”をつくります。
酵素とは…
簡単に言うと、私たち人間が生きていくためにはなくてはならないもの、人間のあらゆる活動に必要なものです。
酵素には2つの種類があり、「消化酵素」と「代謝酵素」があります。
消化酵素は、食事で食べたものを分解して消化をする働きを持っている酵素。
そして、代謝酵素は、消化酵素の働きにより食べ物から作られたエネルギーを、生命の維持や体を動かすために使う働きを持っている酵素です。
私たち人間にはなくてはならない酵素ですが、じつはあることが原因で減ってしまうんだそうです。
その原因とは
•加齢
•ストレス
•睡眠不足
•食生活の乱れ
歳を重ねれば重ねるほど体内の酵素が減り、食べたものが消化されにくくなって、作られたエネルギーも使われにくくなってしまうというわけです。
酵素を増やすには、「体内で酵素を作る」と「食べ物から酵素を摂る」の2つの方法があります。
そこで、今回の“酵素づくり”です。
見てください!
この艶やかないちご!
今回は、イベント用に無農薬の立派ないちごをご用意しましたが、酵素づくりには、ここまでこだわりのいちごを使用しなくても、大丈夫です。(笑)
フルーツや野菜には酵素を豊富に含んだものがありますので、
いちごでなくても、ゆずやレモン、梅など季節ごとに収穫できる旬の素材で、同様に作ることが出来ます。
中でも、上記の柑橘類や梅は、そのままでは多くを食すことができないので、この酵素シロップにしてしまうと、無駄なく摂取することができます。
こちらが、2週間前から志村が育てた“いちご酵素”。
真っ赤な透き通ったシロップがとても美しいです。
漬け終わったいちごは、取り出して…
すり鉢で摩り下ろせば、酵素が生きたままの“生ジャム”の出来上がり。
(火をとおしていないので、日持ちはしませんが、程よい甘さで美味しいです)
こちらは、志村が作ってきたオレンジの生ジャム。
早速、皆さんにも酵素づくりを。
作り方は簡単!
いちご:上白糖=1:1.1
この分量をいちご、砂糖、いちご、砂糖…と交互に入れていきます。
まるで、雪に埋もれたいちごみたいです。(笑)
こちらを、完全密封せずに、常温に置き、毎日50回程度混ぜます。
(素手で混ぜて、常在菌を活用するという説もありますが、抵抗のある方は、ヘラなどで混ぜても可)
こんなに砂糖を入れて大丈夫?!
と、お客様からもお声があがりましたが、この砂糖は、いちごの酵素が発酵するための言うなれば“えさ”のようなもの。(笑)
発酵して酵素になってしまえば、消化・吸収を手助けする役目として働き、上白糖シロップを飲む状態とは違いますのでご安心を!
外では、KAMADO Qに火を入れ、全粒粉スコーンを焼き上げました。
焼きたてスコーンに、2種の生ジャムをつけて召し上がっていただきました。
ガーデンデザイナーの八木から、IeNiwaStyleのお話をさせて頂き、この様なイベントを建設屋が開催する意味などをご説明。
少人数での開催ですので、気兼ねなく様々なお話を参加された方々同士でも楽しまれ、素敵な“庭時間”が流れました。