3月の下旬くらいから、街中でカラフルな卵の置物やウサギの小物が並び始め、“イースター”とうたわれているのを目にしたことはありませんか?
この“イースター”という響き、なんとなく幼い頃から耳にしてきましたし、カラフルな卵が飾られている風景も目にしてきましたが…
でもふと考えてみると…
“イースターって…?”
“この卵やウサギはなんで飾るの?”
という疑問が湧いてきませんか?
この機会に、そのモヤモヤをちょっとスッキリさせてみてください。(笑)
“イースター”とは…
“十字架に掛けられて亡くなったイエス・キリストが3日後に復活したことをお祝いする復活祭”
のことです。
日本ではクリスマスが有名ですが、キリスト教ではイエス・キリストが生まれた日であるクリスマスよりも復活祭の方が重要視されているのだそうです。
“イースター”では、家族が集まってごちそうを食べます。
子供達にとって1番の楽しみは、エッグ・ハントとエッグロールと言われる遊び。
大人が隠しておいた卵(イースターエッグ)を探すのがエッグ・ハント。
卵(イースターエッグ)の殻を割らないようにして転がすのがエッグロールです。
なぜ、卵かというと…
卵は古来より生命の誕生を表していると言われています。
そして、殻の中にいる時間を経て殻を割って生まれてくる様子がキリストの復活を象徴としているとされてきたのです。
“イースター”をお祝いする為にカラフルに装飾されたゆで卵のことイースターエッグといいます。
私たちが目にする卵がこれです。
このイースターエッグはイースターうさぎ(イースターバニー)が運んできたとされています。
うさぎは多産であることから五穀が豊かに実る、豊穣のシンボルとされていました。
これらのことによって、イースターに卵やうさぎが使われるようになったようです。
では、“イースター”とは、一体、いつなのかご存知ですか?
実はこの“イースター”の日は
春分の日のあと、最初に迎える満月から数えて次の日曜日
とされています。
しかし、各国には緯度の違いによる時差があるので、この式に当てはめて計算をすると各国ごとにイースターの日にちが変わってしまいます。
そこで、春分の日を定め、さらに満月の日はメトン周期に基づき算出されます。
これにより各国の誤差をなくし、一斉にイースターを行うことができるのです。
今年の春分の日以降で一番近い満月の日は4月11日の火曜日。
そこから次の日曜日である4月16日が『2017年のイースター』になります。
皆さんも、16日には、ご家族でテーブルを囲み、豊穣に感謝しながら、ご馳走を美味しく頂く時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
そこには、卵やウサギのアイテムをちりばめて…
相模原市・藤沢市の住宅リノベーション&ガーデンのトータルコーディネイトで『わくわくする自分がいる暮らし』を叶える相陽建設『IeNiwa工房広報たより』でした。