4月26日(水)。
弊社相模原本社を会場に、株式会社MATによる
“『KAMADO Q販売店様説明会』『KAMADO Qマスター講習会』東北、関東、中部エリア”
が開催されました。
『KAMADO Q』とは、庭時間の楽しみ方のひとつとしてIeNiwa工房でもおススメしているセラミックグリルです。
詳しくはコチラをご覧下さい。
今回のこの講習会は、庭を通して、より心豊かな暮らし方を広げるために、全国の販売店が一同に介して行う勉強会です。
この日は、東北、関東、中部エリアの販売店の方々が、会場である弊社へ朝早くから集まりました。
前半は講義。
『KAMADO Q』の製造販売元である株式会社MATは、弊社でもお庭の施工で多く展開しているマットスタンプを取り扱っている会社です。
まずは、この『KAMADO Q』誕生ストーリーや、世界の各国状況、製品特徴などのお話を共有しました。
次は、IeNiwa工房スタッフの八木より、お客様へのご提案についての考え方、IeNiwa Styleのご紹介、IeNiwa工房の実績についてなどもお話させて頂きました。
ホームページでの展開についても、webマーケティング関連の計画を、IeNiwa工房のサイトでもお世話になっているアライブ株式会社様よりご説明いただきました。
午後からは、駐車場に設置した会場にて、いよいよ『KAMADO Q』の具体的な使い方や特徴、注意事項などの講習です。
取り扱い上の注意点なども、体感して学びます。
火と食べ物を取り扱うアイテムなので、火の安全、食の安心は、とても大切なポイントとなります。
皆さん、真剣です。
オプションのワゴンやサイドテーブル、今後展開予定のミニサイズについても情報共有。
ここからは、『日本BBQ協会 上級BBQインストラクター』による実演講習です。
“バーベキューはコミニュケーションツール”と提唱されているバーベキュー協会の“おもてなしBBQ”スタイルで、美味しいお肉の焼き方から、“食の安全”を確実に習得して頂くための注意事項まで実際に調理しながら学びます。
O157は、約80度で死滅するそうなので、生肉の場合、必ず80℃以上の加熱が必要です。
写真の様なスライス肉やブロック肉は、表面に付着した菌を死滅することができれば、肉芯まで80℃にする必要はありません。
ですが、ハンバーグなどのミンチ肉は、肉芯まで80℃に達する必要があり、要注意です。
表面に高温で焼き目を入れた後は、炭を片側に寄せ、炭の無い側の網の上に移動してから蓋をして、遠赤外線でじっくりと熱を通します。
7分程度経ったら、写真の様な肉芯の温度を計る温度計で、肉芯の温度を計り、レア、ミディアム、ウェルダンの焼き加減に応じた温度に達したら焼き上がりです。
カットすると…
肉汁がカットして初めてにじみ出てきました。
もう、この見た目で、柔らかく焼きあがっているのがわかります。(笑)
こちらは、バックリブといって、背中側の骨付きのお肉。
“BBQは焼肉ではない”
という言葉がわかる気がしますね…。
薄いお肉を直火で少しずつ焼いて食べるというのではなく、旨味を閉じ込めた肉の塊をじっくりと焼いて、みんなでシェアして食べる。
これがワイルドBBQ。
この『KAMADO Q』で焼くことで、なぜ美味しくなるかというと…
セラミックと木炭の組み合わせは、遠赤外線の放射率が高く、食材の中まで均一に短時間で加熱でき、他の素材にくらべ食材の水分や味をとじ込めるから。
また、フタをすることで、熱の「対流効果」が高まり、温度を均一化し、ムラなく焼くことができます。
こちらは、“ビアカン・チキン”。
鶏肉が鎮座している台の中には、ビールが注がれており、お肉を柔らかくします。
ここでも、肉芯の温度で焼き加減をしっかりと見ます。
丸焼きにして、旨味を閉じ込めたお肉のさばき方も実演。
今回は、KAMADO Qの活用法のひとつであるBBQのシーン想定した講習でしたが、このKAMADO Qは、パンやピザ、パエリア、パイやケーキなども美味しく焼き上げることができ、庭時間に広がりをもたらすことができます。
わいわい仲間とバーベキューの他、大切な家族とちょっと特別なリストランテ気分のディナーや、週末のブランチ、友人とのティータイムなど、暮らしの中で“一緒に外に出る庭時間”を楽しめます。
庭時間を過ごす為の心地よい空間と、この様なアイテムさえあれば、実現できる“心豊かな時間”は様々。
この様な心豊かな時間を広めたいと、共通の想いを持って集まった皆さんと、様々なことを共有できた機会となりました。
今後は、中部ブロック、九州ブロック、北陸ブロック、中国ブロックでの講習会が予定されていて、更なる全国展開への第一歩を踏み出す予定です。