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スタッフブログ

2012.06.21

七つ道具

耐震診断の際使う道具の一つに「含水率計」があります。
含水率とは聞き慣れない言葉ですが、この機械で木材に含まれる水分量を計ります。
耐震診断になぜ木材の水分を計るのかその理由は、床下や小屋裏に籠りやすい湿気を木材が吸っている量を図ることにより、どの程度木材に影響を与えているかを測定します。
image-20120620233953.png
上矢印1含水率計です。
一般的に木材の水分は20%以下が木材にとって良好となります。
それ以上になると腐朽菌が繁殖したり、蟻害の恐れが出てきます。
小屋裏や床下の土台、柱などは常に湿気がある状態は耐震性を著しく低下させる原因となるので、湿気対策は重要です。