本日　茅ヶ崎にあるTOTOの工場にて珍しいセミナーに出席
その名も「技術セミナー２０１１」
いかにも　眠たくなりそうなテーマでしたが、
これが　すごく面白かったです。。
便器とか、キッチン・バス・洗面の水栓とか、
家つくりにおいては結構地味な部類だと思ってました。
今のご時勢「節水」は当たり前に進化しているのだと
思ってましたが、細かいこだわりに感動しました。
たとえば　蛇口の先についている「泡沫吐水」（ほうまつとすい）
整流を泡状にして水はねを抑制しているだけかと思ったら、
人間工学的に実験を繰り返し、人間が一番錯覚に陥る「ボリューム感」を
得られる為の工夫がされており、しかも水を間引くことによって
節水効果が得られるのです。　しかも良くある自動水栓の最新は
電気のモーター不要で　水流で蓄電、発電しているそうで
予備に電池がありこれも器具に内臓されてました。
電気を使わず、自家発電＆節水。
一番驚いたのが　ウォシュレットのノズル
汚物が付着し洗うのが面倒な形状しているあの先っちょ
なんと！　電気分解して除菌水に変わってしまうのです。
水だけできれいな状態を保つ10年間メンテフリーを
あんな簡単な板だけで化学変化する技術というか発見
TOTOの技術員を見る目が変わってしまいました。（ｽｲﾏｾﾝ）
そのほか、弊社の標準仕様でも採用している
ユニットバスのシャワー　「エアインシャワー」
水のでかたの実験では　「水が水を追い越している」
こうすると大粒になり最適な浴び心地が得られるのです。
しかも節水効果で給湯代も減らせ　その効果　
４人家族で　26,000円／年間！！
キッチン水栓の　「水ほうき水栓」もなぜ縦型デザインなのか
いかに節水して効果を出す為の工夫を公開してくれました。
さすがに今回は撮影は不可でしたが
実験を見学するのはとてもわかり易い事に
改めて実感しました。
惜しみなく知的財産を公開していただき
研究室の皆様ありがとうございました。
それと節水すると節電になる　以外にこの関係は効果大だと
とても勉強になりました。（詳しくはコチラ参照）
と今日は完璧にTOTO営業マンですね。。