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スタッフブログ

2006.03.11

普通の家

 年配のお客さんの要望から
一言 「そんないい家じゃなくていいから 普通でいいよ フツウで」 
って言われました。
あなたの、みんなの 普通って 「どんな家」でしょう?
私は 勝手に想像し、 年齢からしてこの方の時代なら 畳や障子、縁甲板、京壁—
とか昔からある思いつく材料のお話しを と 
しかし もはや 現在のフツウの家は ビニールクロス、合板のフローリング、と
工業化(石油化学)製品が フツウになっていた。
昔、ウチのばあちゃんが 20年前に家を建替えたときは 「フツウでいいから」と
言って出来上がった家は、大工さんに全てお任せで(当時、見積書がなく坪40万 とだけ)
(田舎では今でもそういうところあるみたいです)
和室の続き間は塗り壁で天井は無垢の杉板、畳は藁床 でも洋室はクロスだけど布。
でもまだ田舎の家では 自然素材は多少使われていた。 
決して 豪華な材料は使ってないが、やっぱり 今でも 帰ると 「ほっと」はする。
少なくとも 20年前の田舎の大工さんの「フツウ」はこんな感じ。
でも今では 見かけのキレイさ重視で 「フツウの家」は 石油化学建材中心で 
それが 「シックハウス」という社会問題へと発展していった。
確かに昔の家みたいに じっくりと身近な材料で建てるわけにはいかなくなっているが せめて ‘家’ くらいは
20年位で 他の石油製品と違ってゴミにはしたくないものだ。
家は買うモノのではなく 建てる、創る、そして育てて 好きになっていく。
<生活の中心となる家> どうにかして「フツウ」の基準をあげていきたい
と ロハスな家を目指す人の  ひとり言—
こちらもがんばってます!
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