平成15年 シックハウス対策として品確法が強化される事になり
ホルムアルデヒト(VOC)対策の一環として
より良い室内環境を造る為に
内装建材の規制(VOCを発散する材料の面積制限)
*制限を受けない為には最低F☆☆☆☆
(いわゆるフォースター、4つ星を使用しなさい という事
24時間常時換気システムの設置義務が
(持ち込みの家具からの発散も考慮して)
あれから 早2年半、
耐震性等の性能や 流行のデザイン性の建材等ばかりが目立っているが
24時間換気システムも少しづつ進化してきている
今日、換気システムのメーカー アルデエンジニアリングの方が新商品
のご案内という事で訪問された。
このメーカーは 数年前、
モーターがドイツ製という事で 頑丈で壊れにくいという
特徴が売りで ダクト式が多かった時期結構なシェアを稼いでいたが
昨今では ダクトがないタイプの日本製品が業界で主流になりつつあり
巻き返しに? 提案を
(ダクト式はコストが安いのと、施工が簡単、
しかし問題も多い
日本人はどうしても スイッチを切ってしまうクセがあるらしく
どうも 本来の機能を発揮できずにいる住宅も多いと聞く
私も 引渡し後 お客様を訪問すると 確かに スイッチ切
のまま が何件かあった。
問題は音、埃、冷気、電気代といろいろあるみたいだが—
ちなみに北欧製品など海外では最初からスイッチが無いものが多い)
で今回のアルデの提案は
① 日本の住宅用に開発され風量を抑えた
(35坪以下限定商品)
② 直流モーターで
電気代大幅削減 通常時 257円/月
③ メンテナンス性の向上
実物みたが確かに簡単(替モーターは1万円位)
④ 給気口の改善
冷気防ぐダンパー付、フィルターも高性能へ
等が改良され お値段もグーと手頃に
換気システムって 家が出来上がると 忘れ去られる事が
多いが、結露防止を初め、人と健康を守るには
欠かせない存在なのである。
(ダクト式の場合 づ~と 家の見えないところで活躍してます)
それと家の価値を守る為にも、稼動させましょう。
ただ 換気システムは種類が多く
一般の方にはわかりづらいのも業界として反省すべき。
(結構、お詳しい方もいらっしゃいましたけど)
それこそ 一度ついてしまった換気システムは簡単には交換できない
今後の家づくりには この 縁の下の力持ち(フツウは天井裏が多いデス)
を再検討されては、
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2006.03.14
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