本日は「建築士が中古住宅を買うとしたら・・・」というイベントで、中古物件見学のバスツアーに行ってきました。
全部で3件。それぞれ特徴のある物件を選び出し、中古を買う際に注意しなければならないところ、見るべきポイントなどを解説しながらまわりました。
ご参加頂いた、H様、N様、U様本日はあいにくの雨の中ご参加頂きありがとうございました。
1件目は「リフォーム済物件」
築30年ほどが経過した中古住宅を売主さんが、リフォームし綺麗にした後で売っている物件です。
外壁も内装もリフォームされぱっと見きれいなのですが、そこは見た目だけにだまされてはいけないところ。。。
手をつけていないであろう見えない部分も確認しました。
↑床下に潜って、劣化状況などのチェックを行いました。
結果はというと、やはり水廻りのしたの部分は劣化が進んでおり、特にお風呂は水漏れがあったようで、土台の状況はというと
「こちらの土台の部分、木が黒くなっているのが見えるでしょうか?ちょうど浴室のドアの下の部分になります。どの位の強度かというと・・・」
中指が吸い込まれるように土台にささってしまいました。
これでは強度云々言ってられないですね。
これから長く住んでいくお家になる訳です。リフォームだけでは補えない安全性・耐震性の調査も欠かせない項目です。
続いて、2件目。「築15年の輸入住宅」
建てられた時にはかなりのお金をかけて作られたんだろうなぁという、今になっても古さを感じさせない作り。
しかし中古住宅となった今建物の価値は建てられた当初の半分以下になってしまっていました。
築15年でほぼ土地値。日本の不動産流通の現状を見た気がしました。
そして、最後に3件目。「リフォーム前の中古物件」
内装や設備を自分好みにしたい、安全性も断熱性も快適な暮らしを手に入れたいという方にはリフォーム前の物件を内部までしっかりと調査して、フルリノベーションをする。
とても良い選択肢だと思います。
この企画は来月も開催いたします。
今後の物件の選び方、見方などが分かる内容になっていますので是非是非ご参加下さいませ(^^)
最後に、
それっぽく、見せたところで強度は確保できてません。
先ほどの筋交いのような場合に取替えとなると大掛かりな工事になってしまいますが、工事の際しっかりと締めなおす事は簡単に出来ますよね。
リフォームをしても、見えないところは本当に見ていないんだな。
というのを実感いたしました。
それでは~
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