本日は午後から、八王子市のI様邸へ耐震診断に行ってきました!
数々の小屋裏・床下に潜って調査をしてきたSさんのお供です。
I様お忙しい中ありがとうございました。
床下の調査のため、荷物の移動ご協力頂き、ありがとうございます。
凄く大移動になってしまい申し訳ありません
さてさて、今日は屋根裏の状況のお話を少ししてみたいと思います。
今日の診断でも小屋裏に入らせて頂き、普段見えないお家の状況を確認させて頂きました。
S木さんありがとうございます(^^*)
この写真では見えずらいですが、小屋裏の天井(野地板)には屋根材を固定している釘が貫通し顔をのぞかせています。
外気に触れる屋根から屋根材を抜け、防水層を抜け、下地材を抜け、小屋裏に出てきている訳ですから、単純に考えてもそれじゃぁ雨水が入ってきてしまうのでは。。。!?という心配がありますよね。
釘の素材は鉄ですから、日頃の過酷な状況、夏の炎天下や、冬の寒さで金属も膨張収縮を繰り返し、だんだんと釘穴も隙間が出てきてしまいます。
I様邸も今説明したような状況になっており、ちょうど釘が打ってある真下には雨漏りの後であろうポツポツとした後がくっきりと残っていました。
今までに調査したお宅でも同じような状況になっているお宅はたくさんあります。
とあるお宅の同じような現象はこちら
釘が、屋根を貫通しているとはこの事です。
釘の廻りがじわわと黒っぽく変色しているのは水のあと。
進行すると、じわじわからポタポタへ。
こうなってくると室内にも雨の後が現れる確立は高いです。
なかにはこのように綺麗で、釘も貫通していないお宅もあります。
が、だからといって安心
とも言い切れません。金物や筋交いなどの調査も小屋裏内では合わせて行います。
今日のブログでご紹介した3つ写真はどれも別々のお宅のもの。
たとえ雨漏りしていないとしても、室内に現れていないだけで、じわじわ。という状況に陥っているお宅は以外に多いと思います。
是非一度ご自宅の調査(インスペクション)してみては。
それでは~