昨日、「再生建築のすすめ ―リファイニング建築とは―」という講義を聞いてきました。
http://www.sanwacompany.co.jp/shop/pages/tsr_lecture_aoki_141205.aspx
講師は、首都大学の教授であり再生建築の第一人者、青木茂氏。
IeNiwa工房Ieチームで一緒に設計をしているM枝氏と行ってきました!
シンプルな印象のエントランスが出迎えてくれたショールーム。
壁を照らす光がいい感じ( ´艸`)ただのダウンライトでしたが、このように光を出す仕掛け。
覗いてきたので、どこかの提案で実現出来たらいいなと密かに思っています
講義の内容はというと、タイトルにあるとおり、青木先生が手がけてきた
“再生建築”の紹介と、リファイニング建築とは何かを学ぶもの。
手がける建物の、規模や種類は私たちがいつも提案している住宅とは
かけ離れているものがありましたが、学ぶ所がたくさんありました。
前段は、リファイニング建築とは何か?という事。
いつも、IeNiwa工房の会議でも話題に挙がる、
リフォームとリノベーションの違いから、
青木氏の提案する“リファイニング”の違いを説明して頂きました。
リファイニング建築の五原則などいろいろなお話をしていただいたのですが、
その内容をまとめると、
リフォームは一部の交換。リノベーションは一室の一新。
そして、リファイニングは更にその上。
耐震性能、その他法規のクリアを図り、設備が新しくなるのはもちろん、そこに意匠性(デザイン)を付加するものだという説明をしていただきました。
もしかすると、IeNiwa工房で手がけている工事内容も、リファイニング!?
なんて考えながらも、、、
After
Before
いつもの戸建て住宅リノベーションの提案とは、規模も内容も違うことの凄さ。
また、建築工事に至るまでの検討事項や資料の膨大さに、圧倒されつつ、
久しぶりの“the建築”に触れる機会にワクワクした時間でした
そろそろ、まとめに入らないとどんどん長くなりそうなのでこの辺で。
同じ再生建築を扱うという立場から今回の講演で学んだ事。
●施工する前の計画が大事。
(建物に合わせた補強施工方法、法をクリアさせるための手段は建物建物によって違うことなどいろいろ教えていただきました!)
●施工前、施工中の記録が大事。
(上に掲載した写真もそうですが、Beforeはもちろん工事中の写真もぬかりない!説得力のある写真や資料の連続でしたっヽ(*’0’*)ツ!!)
●そして、面白いことが大事。
(施工例を説明する中で、ココはポイント。遊んだところ。こんなことをした!など交えながら語る姿はやっぱり建築っていいなぁと感じるところでした。)
そんな3つの事が学べた講義でした。
~見つけよう!お客様のしたかった事~
「みんなが“おもしろい”を提案する」
昨日の講義を活かして、“営業~設計~工事”全てにおいて、今後はもっといい、もっと“おもしろい”提案が出来るようにしていきたいと思います!!
最後に、講義のあとの懇親会は青木先生の素顔も見られるとても楽しい会でした。
青木先生ありがとうございました!!
それでは~