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スタッフブログ

2014.09.05

「エコリノ」

すずし~い日が続いて、今年も夏が終わった、と思ってましたが
連日の30度超えの真夏日。 週中にはあのあつ~い岐阜へ出張もあり
今週の気温差18度~32度と その差14度。 堪えます。。
住宅では気温差と同じ、室内の温度差というコトバがありますが
この温度差でおきる「ヒートショック」が原因で実は恐ろしいデータが、
なんと毎年14,000人もの方が亡くなっているのです。
この数字は交通事故で亡くなる方の3倍。 あまりニュースにはならないですが
特に築25年以上古い家にお住まいの方は要注意です。
この種の住宅では当時の断熱基準が甘く 無断熱でもOKだとか
もしくはグラスウールが壁内の半分50mm厚で充分という時代。
当然室温の変化は大きく、居間(室温20度c)から洗面脱衣、浴室(5~10度c)へと
一番大きいのは夜中、寝床(30度c)からトイレ(5度c)と僅か数秒で室温度差
はなんと25度にもなることが現在でも普通におきてます。
しかもこれは割と温暖な関東エリアでの事象。
もっと寒い地域ではこの温度差は広がるのは歴然です。
こわいんです。 自然室温での温度差は、、
さて、昨日は新建ハウジング主催で「エコリノセミナー」へ新人連れて出席。
「エコリノ」⇒文字通り「エコなリノベーション」
冒頭に先ず「断熱化」が重要でありMUST。
これが無いと暖冷房機器に頼るしかなく電気代だけが嵩みとてもエコとは言えないです。
エコ=節約や倹約となんと無く消極的なイメージでしたが、
住宅の断熱性能を上げて機械を補助的な位置に下げてしまう。。
省エネには断熱という基本性能がないと実現はできませんから。
そして室内の温度差バリアフリーとなり体、心臓への負担が減り「健康」にも
一役も二役も担っている。。
「先ず断熱」これは光熱費という数字だけでなく快適、健康には欠かせないワード。
断熱しているから
・結露で悩まなくなる、⇒構造体が長持ちする。アレルゲンも発生も抑えられる
・自由な間取り、空間が確保できる(低断熱の吹き抜けや廊下無しは最悪、、)
・自然(素材)と融合ができるパッシブ空間が可能。
などなど、大げさではなく幸せへの第一歩と言えるとメリット沢山です。
弊社のリノベーションでも「耐震で安心」、「断熱で省エネ」、「自然素材で快適」
を推しておりましたが、今回のセミナーは共感する内容が多くとても有意義な講和でした。
エコ=快適=健康、実は全部つながってました。
ekorino.JPG
コチラの本はしばらく私のバイブルとなりそうです。。。