西暦2000年の建築基準法改正以前に建てられたお家ですと、
ほとんどは現在の基準と照らし合わせた際に、
耐震補強の必要性があると判断されます。
私たちIeNiwa工房は、
豊かで快適な暮らしを送るための、家+庭のリノベーションをご提案しておりますが、
さらに、安心して長く住むための『耐震補強』も強くご提案します。
耐震も含めた、『お家の健康調査』をすることで、
しっかりと今の家の状態を把握し、最善のご提案を心がけております。
そのお家の健康調査では、様々なツールを用いますが、
そのツールのひとつ、
木材水分計を紹介します。
この機械はとても優れもので、
先端を測定したい木材にあて、
スイッチを押すだけで、木材の含水率が計測できます!
なぜ測定する必要があるかといいますと、
やはりこれもお家の健康や、耐震強度に大きく関係があるからです!
通常の乾燥材ですと、含水率は20%前後になります。
それが、先ほどの写真のように含水量が多ければ、
木材の腐りや、カビが発生し、それが住む人に悪影響を与えてしまう場合があるからです。
さらに、シロアリは湿った木材が好きなので、
シロアリの発生確率も上がってしまいます。
そして、土台や柱のように、木造住宅の構造上主要な部分が、
腐ったりシロアリ被害に合うと、
大きな地震が起きた際に、その部分から倒壊してしまう可能性もあります。
これでは、せっかく多額の費用をかけてリフォームしても、
安心して住むことはできませんよね?
ですので、まずこのようなツールで測定し、
しっかりと今の家の状態を把握した上で、
最適の方法でのリフォームをご提案することが可能です!
他にもまだまだ便利なツールがありますので、
定期的にご紹介したいと思います(^O^)/
2015.09.12