昨日早朝の地震、怖かったですよね((>д<))
訳あって会社に来て仕事をしていたのですが、
あわてて外に飛び出ましたよ・・・一人で(;´▽`A“
2011年の東日本大震災から4年が経過しておりますが、
全国各地で、強い地震が頻繁に起こっております。
いつ起こるかわからない大地震に対して、
家の耐震性を向上し万が一に備えることが大切ですね。
日本に古くから伝わる、木造軸組み工法では、
土台、柱、梁に加えて、『筋交い』が非常に重要です。
こちら、筋交いの一部ですが、どこかが間違っています。
筋交いが梁まで届かず、柱の途中で止まってしまっているんですね。
これでは万が一大きな地震が起きてしまった場合、
力が柱のみに加わり、折れてしまう可能性があります。
そしてこちらの写真のように、柱を欠きこんで設置してありますので、
余計にその危険性があるといえます。
筋交いはあれば良いというわけではないんですね。
また、2000年の建築基準法改正以前と建物では、
土台と柱や筋交いが、金物によって固定されていない場合も多いので、
せっかく筋交いがあっても、自身によって抜けてしまい、
建物が倒壊してしまいます。
阪神大震災ではこれによって多くの建物が倒壊し、
それによって、2000年の法改正で、金物でしっかり固定されることが義務づけられました。
このような金物で、柱と梁や土台、また筋交いを固定することで、
初めて真価を発揮します。
「我が家は筋交いが入っているから安心だ」
と油断せずに、2000年以前に建てられて家は、
是非一度耐震診断し、補強をすることをおススメします!
2015.09.13