こんにちは。相模原市でリフォーム・リノベーションの提案をしている、
相陽建設 IeNiwa工房の大塚です。
先日の記事でも書きました、耐震診断ですが、
早速ご相談があり、藤沢市にて診断してきました!
築40年の木造在来工法の家とのことで、
補強の必要性はあると想定されます。
耐震診断では、建物の柱や梁、筋交いの確認はもちろん、
金物の施工状況など、床下、屋根裏と詳しく調査します。
今回は「一般診断法」ですので、壊さずに調査をいたしました。
耐震診断に欠かせない道具をご紹介したいと思います。
まずこちら、以前のブログでも紹介しました、「含水率測定器」
文字通り、木材の含有水分量を計測できます!
構造の木材は、通常20%以下の含水率が好ましいです。
水分を多く含みすぎていると、強度の低下や、腐朽菌の繁殖を招いてしまうからです。
床下、小屋裏、共に良好な数値でした!
そしてこちらは、「シュミットハンマー」
基礎のコンクリートに使用し、圧縮強度を測定できるものです。
基礎のコンクリートは、始めはアルカリ性ですが、
年々中性化してしまい、中の鉄筋の錆の原因になります。
鉄筋がさびることで膨張し、コンクリートに隙間ができるので、強度が下がってしまうという訳です。
このような道具を駆使し、地震に対して安心して住めるよう調査し、補強をご提案しております。
1981年以前の旧耐震基準で建てられた家にお住まいの方は、
一度耐震診断し、補強をおススメいたします!