急激に日中の気温も下がり、着るものの選択に迷ってしまいますね。
季節は霜降へと巡りました。
《二十四節気》のひとつ霜降(そうこう)は秋の節気、立秋、処暑、白露、秋分、寒露、霜降の6番目となり、秋の締めくくりの節気です。

「霜降」とは、その名の通り「霜が降り始める頃」を意味し、秋の最後の季節です。
実際に霜が降りるのは、まだもう少し先になる地域がほとんどですが、この時期は朝晩の冷え込みがぐっと増し、冬の足音がすぐそこまで近づいてきているのを感じさせます。
この時期の大きな特徴は、何と言っても「寒暖差」です。
日中はまだ過ごしやすい日が多い一方で、朝晩は冷え込みが厳しくなり、一日の中で気温差が大きくなります。
山は紅葉がさらに進み、鮮やかな色彩で染まります。
また、渡り鳥たちが本格的に南へと向かう姿が見られるようになり、収穫の時期も終盤を迎えます。
自然が冬に向けて準備を始めるように、私たちも少しずつ暮らしを冬モードに切り替えていくタイミングです。


ハロウィンを彩る庭の飾り付けで、お家をワンダーランドに!
ハロウィンが近づいてきましたね。
お家の中だけでなく、お庭もハロウィンのテーマパークのように飾り付けてみませんか?
ジャック・オー・ランタンやかぼちゃを置くだけでも、いつものお庭がぐっと華やかになります。
今回は、ご家族みんなで楽しめるハロウィンの庭の飾り付けアイデアをいくつかご紹介します。
ハロウィンの飾り付けの主役!かぼちゃの活用術
ハロウィンの飾り付けに欠かせないのが、やっぱり「かぼちゃ」です。
本物のかぼちゃはもちろん、最近ではプラスチックや陶器製の繰り返し使えるタイプも人気があります。
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定番のジャック・オー・ランタン 大小さまざまなかぼちゃをくり抜いて、怖い顔やコミカルな顔を作ってみましょう。夜になったら中にLEDライトを入れると、幻想的な雰囲気を楽しめます。火を使わないので、小さなお子さんがいるご家庭でも安心です。 

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カラフルペイントでポップに オレンジ色だけでなく、白や黒、ゴールドなど好きな色にペイントするのもおすすめです。 水玉模様やストライプを描いたり、スパンコールを貼り付けたりすれば、自分だけのオリジナルかぼちゃが完成します。 

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組み合わせてオブジェに サイズ違いのかぼちゃをいくつもかごやボックスに入れたり、ユニークなタワーを作るのも面白いアイデアです。 庭の入り口やアプローチに置けば、ゲストを楽しくお出迎えできます。 

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並べ方も個性的に 階段の各段に規則的に並べると、お出迎えをしている感じが強調されて印象的なファサードに。 

ひと工夫で差がつく!ユニークな飾り付けアイデア
かぼちゃ以外にも、お庭を彩るアイテムはたくさんあります。
少しの工夫で、お庭をハロウィンのワンダーランドに変身させましょう。
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コウモリが舞い飛ぶ夜空 傘にジャックオーランタンや黒猫、コウモリのデコレーションをして、木の枝や窓辺に吊るしてみましょう。 風に揺れるたびに、まるでコウモリが飛び回っているかのように見えます。 

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ライト使いで夜の光の演出も 庭の植栽にオレンジ色のLEDイルミネーションを施したり、ジャックオーランタンに小さなLEDランプを仕込んでみましょう。 暗闇に浮かび上がってさらにムードが高まります。 

庭に飾る際には、本物のろうそくは危ないので、ろうそくのように揺らぐ明かりを灯すLEDのミニライトを、オレンジ色のガラスやプラスチックの透ける器に入れると雰囲気が出ます。
※イルミネーションは屋外用を使用し、電力量など使用上の注意をよく確認してご使用ください。

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物語のワンシーンを演出 ここまできたら、もうプロ級ですw 黒い遮光シートや枝、かぼちゃを使ってかかしをつくり、とんがり帽子をかぶせたら魔女風オブジェのできあがり。 
まわりにほうきやジャックオーランタンをおけば、物語のワンシーンみたいな空間が生まれます。
ご家族、お友達と一緒に記念撮影をするフォトスポットにもなります。
家族みんなで、つくるところからハロウィンを満喫することができそうですね!

あまり分散させずに、家の前の通りから見えるところや、玄関までの導線の目のつくところに飾り付けをまとめてすると効果的です。
そして、家の中に入った玄関からリビングへの導線にも、目のつくところにハロウィン飾りを点在させると、全体の統一感が出ます。
今年のハロウィンは、お庭も飾り付けにこだわって、ご家族やお友達と素敵な思い出を作りませんか?
庭のデザインやリフォームのご相談は、随時承っております。
IeNiwa工房まで、お気軽にご連絡ください。
(※飾り付けは承っておりません。予めご了承ください。)
霜降の《七十二候》
初候:霜始降(しもはじめてふる) 10月23日〜10月27日頃
《霜始降(しもはじめてふる)》

文字通り、霜が初めて降りる頃を意味します。
実際に霜を見るのはもう少し先という地域が多いかもしれませんが、朝晩の冷え込みが一段と増し、吐く息が白くなる日も出てきます。
この候が教えてくれるのは、陽の気が弱まり、陰の気が強くなっていく季節の転換点。
空気は澄み渡り、遠くの山並みもくっきりと見えるようになります。
温かい飲み物を片手に、窓の外に広がる澄んだ秋空を眺めるのが楽しい時期です。
日差しが暖かく感じられる日中は、絶好の散策日和。
冬に向けて、少しずつ体も心も準備を始めるタイミングです。
《霎時施(こさめときどきふる)》

「霎(こさめ)」は、ぱらぱらと降ってはすぐにやむ、短い時間だけ降る通り雨のことです。
この時期の小雨は、まるで冬の訪れを告げるかのように、肌寒さを連れてきます。
秋の長雨とは異なり、しとしとと静かに降る雨は、木々の葉を一段と深く濡らし、紅葉の色彩を鮮やかに見せてくれます。
短い雨が降っては止み、また晴れ間がのぞく。
そんな移ろいやすい空模様は、季節が冬へと向かっていることを静かに教えてくれます。
雨音に耳を傾け、家の中で読書や温かい飲み物を楽しむのも、この時期ならではの過ごし方です。
《楓蔦黄(もみじつたきばむ)》

いよいよ木々の葉が黄色く色づき始め、紅葉の最盛期を迎えます。
「楓(もみじ)」や「蔦(つた)」は、日本の秋を代表する植物。
この頃には、気温がさらに下がり、朝晩の冷え込みが紅葉を美しくする手助けをします。
山は錦織りなすように色鮮やかになり、街路樹も黄色や赤に染まり始めます。
週末には、紅葉の名所を訪れたり、近所の公園で色づく葉を眺めたりするのも良いでしょう。
この美しい景色は、冬が来る前の最後の贈り物。
この絶景を心ゆくまで楽しんで、来る寒い季節に備えましょう。








 
			 
		 
			 
		
 
       
      
       
     
       
     
       
     
       
     
       
    



 
           
        








