まだまだ寒い日が続いていますが、季節は「雨水」へと巡りました。
《二十四節気》のひとつ雨水(うすい)は春の節気、立春、雨水、啓蟄、春分、清明、穀雨の2番目の節気です。
立春から、さらに春の訪れを感じるようになる頃です。
草木も芽吹いて、まだ顔を出したばかりの柔らかな緑が目立つようになります。
この季節になると春の鼓動を身近に感じることができるのではないでしょうか。
【IeNiwa時間~家庭菜園のある暮らし~】
■家庭菜園のすすめ~春の植え付けを先取り!育苗のメリットと簡単な方法~

家庭菜園成功の秘訣は育苗から!3つの大きなメリット
家庭菜園で自家製の野菜やハーブを育てる際、育苗を行うことで得られるメリットは計り知れません。
育苗とは、作物の種をポットや箱などの環境下で、畑や水田に定植できる大きさまで育てることをいいます。
1.経済的&品種豊富で楽しい
苗で購入するよりもはるかに安価に、多くの野菜や花を育てられます。
さらに、ホームセンターでは見かけない珍しい野菜の品種を選べるため、家庭菜園の楽しさが広がります。

2.丈夫で元気な苗を定植
植え付けたい時期に合わせて、自宅で生育環境を管理できます。
病害虫の心配が少ない、元気いっぱいの健康な苗を最適なタイミングで畑やプランターに植え付け(定植)られます。

3.植え付け時期をコントロール
特にトマトやナスなどの夏野菜は、早めに種まきをすることで、収穫開始時期を前倒しできます。
これにより、長い期間、新鮮な野菜を楽しむことが可能になります。

初心者でも簡単!失敗しない育苗の始め方
育苗は、小さな命を育てる大切な作業ですが、難しく考える必要はありません。
以下の簡単なステップで、家庭菜園を成功させましょう。
ステップ1:準備
育苗箱(または連結ポット)と種まき専用の土を用意しましょう。
病原菌のリスクを避けるため、必ず清潔な「種まき専用の土」を使用してください。
ポットは後の管理が楽な連結ポットがおすすめです。


ステップ2:種まき
土を湿らせ、種をまきます。
種の大きさの2〜3倍の土を優しくかけ(覆土)、種が流れ出ないよう、霧吹きや底面給水で優しく水をやります。
※底面給水は、鉢底の貯水部やトレーの水を、紐(ウィック)や不織布を介して毛細管現象で土へ吸い上げさせる自動水やり法です。
湿度が一定に保たれ、水枯れ防止、病害の減少、水やりテクニックが不要で管理が楽になります。

ステップ3:発芽後の管理
適切な温度(20℃前後)と光を確保し、土を乾かさない。
発芽したら、徒長(茎がひょろひょろ伸びること)を防ぐため、しっかりと光に当てて育てます。

ステップ4:間引き
発芽して込み合っている芽を間引きします。
本葉が揃ったら、元気のない芽をハサミでカット。
本葉が2〜3枚になったら、一番生育の良い株を残し、他を間引きます。
栄養を集中させ、畑やプランターに耐えられる丈夫な株に育てます。

家庭菜園のスタートダッシュ
温度管理が命!
特に寒い時期に育苗を始める際は、日中の窓際や専用の育苗マットなどを使用し、安定した温度を保つことが成功の鍵です。

定植前の「ならし」
植え付けの1週間ほど前から、昼間だけ外に出すなどして、外の環境に慣らしてあげましょう(硬化作業)。
これにより、定植後の根付きが良くなります。

この春は、育苗から始める家庭菜園で、採れたての新鮮な味を体験しませんか?

春まき野菜のトマトやナス、ピーマンなどを自分で種から育てて苗を作る場合は、ゴールデンウィークの植えつけ適期に間に合わせるには、2月から種まきを開始します。
まだこの時期は気温が低いため、暖かい室内でまくか、加温する設備(家庭用発芽育苗器)が必要であれば、整えておきましょう。

トマトの苗

ピーマンの発芽

ナスの発芽
IeNiwa工房は、家庭菜園のある暮らしの家と庭のレイアウト、デザインのご提案まで、トータルでサポートいたします。
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雨水の《七十二候》
・初候:土脉潤起 (つちのしょううるおいおこる) 2月19日〜2月22日頃
・次候:霞始靆 (かすみはじめてたなびく) 2月23日〜2月27日頃
・末候:草木萌動 (そうもくめばえいずる) 2月28日〜3月4日頃
※七十二候について詳しくはこちらをご覧ください。





















