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リフォーム・リノベーション相陽建設 IeNiwa工房

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IeNiwaStyle 広報ブログ

2015.11.30

『生活不活発病』をご存知ですか?

2011.3.11東日本大震災から4年以上が経過しました。

私も、当時は仙台に住んでおり、2歳にならない娘とふたり、築36年の借家でとても怖い体験をしました。

ライフラインが止まり、何より情報が一切途絶えた中、5日間をどうにかこうにか過ごしました。

私の住んでいた地域に水道・ガスが復旧したのは約一ヵ月後。

私は幸いなことに非難先があったので、5日間をしのいだだけで済みましたが、当時のママ友達は多くがその期間もライフラインの途絶えた中、小さな子供との生活を余儀なくされていました。

後日、私が住んでいた借家は『半壊』の診断を受けましたが、5日後に初めて津波の映像を見た時、

“ああ、私は被災者とは言えない…”と思ったのをよく覚えています。

 

あれから、仮設住宅で住まう方、環境が変わった中で暮らす方などの間に、『要介護者』が増えているという事実があるそうです。

“自宅での役割(家事・庭いじり・畑仕事など)がなくなった”

“地域での付き合いや行事がなくなった”

“周りに遠慮して出掛けなくなった”などに加え、環境の変化などが大きく影響し、『動かなくなる』。
そして『動けなくなる』『生活が不活発になる』ことから、発症する病気を『生活不活発病』といいます。

生活不活発病イラスト
手足をはじめ、全身の機能を弱らせ、身体だけでなく、知的な活動も低下し、認知症のようになることさえあるというのです。

しかも、これは、被災地の特殊なケースだけではなく、家に引きこもりがちな高齢者や障害者の他、ネット社会となったこれからの時代、若者にまでこの様なことは起こり得ると危惧しています。

『動きましょう!』

と言ってもぴんとこないと思います。

『動く』というのは、『運動』という意味ではなく、生活の中で動く習慣をつける、という意味です。

高齢社会で、大切なのは『きょうよう』と『きょういく』。

『今日、用がある。』『今日、行くところがある。』という事だそうです。

その他、『動きのある住まい』という家そのものを、考えてみるのも面白いと思いませんか?

 

是非、私達の提案するそんな住まいも、ご参考になさって、空想を楽しんでみてください。

『動きのある住まい』

 

相模原市・藤沢市の住宅リノベーション&ガーデンのトータルコーディネイトでお客様の生き生きとした暮らしを叶える相陽建設『IeNiwa工房広報たより』でした。