ガーデンデザイナーの八木が、お客様より大切な梅の実を譲っていただいてきました。
新鮮なうちに、この梅をどう美味しく頂こうかと八木と打ち合わせ…(笑)
「梅酵素にしますか?」
という私に…
「梅酒!!!梅酒がいい!」
と、いうことで、八木のリクエストの梅酒に決定しました。(笑)
梅酒は、梅に含まれるクエン酸によって、エネルギー代謝も活発になり、体内の疲労物質としてできた乳酸が分解され疲労回復になるそうなので、夏バテなどに最適ですね。
更に、梅の爽やかな香りには、ベンズアルデヒドというアロマテラピー効果があり、成分により大脳からアルファ波が出て心も体もリラックス状態になれるそうですよ。
まず、梅をよく洗って、1時間程水に漬けておきます。
(南高梅は皮が薄くアクが無いため、水に浸さないで下さい。)
ざるで水を切り、乾いた布巾で水気をしっかり拭き取ります。
竹串を使って梅のヘタを1粒ずつ取り除いていきます。
ヘタがぽろっと取れるこの地味な作業…
私は好きです。(笑)
折角なので、2種類の梅酒を作ることにしました。
その1
ホワイトリカーに漬ける梅酒
梅酒は、ホワイトリカー、日本酒、焼酎、ブランデーなど、漬けるお酒はお好みでOK。
でも、必ずアルコール度数35度以上のものをご使用ください。
・梅 1kg
・氷砂糖 1kg
・ホワイトリカー 1.8L
瓶を瓶を煮沸消毒をして、水気を取ります。
(アルコールで殺菌してもいいそうです。)
梅と氷砂糖を交互に入れ、ホワイトリカーを注ぎ、冷暗所で保存します。
完成は1年後。
1年熟成させると梅のエキスが完全に抽出されるため、コクと旨味のバランスがより良くなります。
長期保存をする場合には、1年後に梅の実は取り出したほうが濁りが出ず、香りも楽しめます。
その2
ブランデーに漬ける梅酒
(頂いた梅が1.5kgだったので、こちらは梅500g分です。梅が1kgの場合は倍量)
・梅 0.5kg
・氷砂糖 0.25kg
・ブランデー 0.9L
キッチンのカウンター下に、ラベルを貼って保存中。
出来上がりの1年後が楽しみ!
ですが…
会社で漬けている梅酒…
どんな場面で飲めるのでしょう…?(苦笑)
(梅酵素なら、仕事中にも頂けたんですね?!気づくのが、遅かったです…笑)
近年、よく思います。
無農薬のゆずや梅、レモンなどを頂いて酵素シロップなどを作るようになってみると、庭の実りを収穫できるって、いいな、と。
1年かけて実る果実の恵みを、有難く頂いて、無駄にすることなくカラダに取り込むために、丁寧な作業を施す。
そんな時間を積み重ねる暮らしは、人生を豊かにしてくれているのではないか、と。
“歳をとる”
のではなく、
“歳を重ねる”。
重ねられた月日が、自分をつくっているのだから。
相模原市・藤沢市の住宅リノベーション&ガーデンのトータルコーディネイトで『わくわくする新しい暮らし』を叶える相陽建設『IeNiwa工房広報たより』でした。