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スタッフブログ

2007.01.25

ストック重視

日住協でのセミナー
戸建住宅委員会に所属し
今年の第一回目が 実施された
講師は東大の教授で野城博士
テーマは 
住宅の長寿命化と維持管理
欧米に比べて極端に低い
日本の住宅の寿命。
一般的には20年もすれば
木造住宅の価値が 0円に
数千万円の資産価値が無くなる。
ちなみに英国では新築の高騰に連れて
中古住宅までが値上がりしている。
でも、日本では未だ新築の金額が高く
35年の長期ローンを組む人が殆ど。
(ちなみに自分も残30年も‐‐)
先生が言っていたが、
耐震も大事だが、それ以前に
大地震で崩壊する建物は 土台や柱が
壁内結露などにより
腐敗しているケースが実際現場では多いらしい
壁の中は見えないだけに恐ろしい。
ただ、この壁内結露が無ければ理論上は
50年くらいは 耐用年数があるらしいです。
しかし 資産価値を維持するには
欧米と一番の違いは金融機関の査定に
あるとも言っておられた。
メンテナンスしない事を前提に
査定するため 単純に築年数だけで
判断される。
スケルトン、インフィルも木造では
現実的に難しい。
日本の住宅はメンテナンスしようにも
工業化部材では 素人にはちょっと無理。
(自然素材は 材料さえ間違わなければ
ご自分で、ラクラク出来ます。)
我々の業界にもストックを意識した
家創りはモチロン。
メンテナンスのしやすさに重点を
措かなければならないです。