今の日本の住宅を建築する際に使用する建材の殆どは、外国産の輸入建材です。
そんな中、当社では植林地より計画的に伐採し、住宅の建材として使用する森林認証制度を利用した「国産の杉」を使い家を建てるという”裏山の木で家を建てる”家を安価で提供しています。詳しくはこちら→http://www.soyo-inc.co.jp
その名は ”杉香の家”
先日、富士山のふもとにある森林認証の植林地へ行ってまいりました。
製材所へ搬出される前の杉。木目に偏りがなく良い育ちかたをしています。
植林地を管理する際、林業の職人さんが木の根元まで光が届くように密集した木を”間引き”します。
間引きにより太陽の光が根元まで届くようになると杉はよく育つそうです。
搬出する際のトラック。
実際に杉を切るところを見ることができました。
樹齢40年から50年の杉一本につき、家の柱4本から6本取れるそうです。
切った木は含水率100%以上なのでその場で葉っぱや枝をつけたまま一か月ほど放置する”葉がらし乾燥”を行うことにより、葉っぱから水分が抜け落ち含水率50%になるそうです。水分が抜けることにより、搬出の際に軽くなりガソリンの浪費を防ぐエコの一環にもなるとのこと。
製材されるまでに含水率15%程になるまで3か月ほど”自然乾燥”します。
機械乾燥が主流の外国産材に比べ、自然乾燥された杉は強度が強く、とても長持ちします。
その用途は床材などにも使用でき、何といっても自然乾燥された国産杉はとても良い香りがします。
今回の見学にはお客様も同行して、国産杉の良さを体験していいただきました。
2010.03.31
杉香の家
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